エアサス


昔のエアサスってこんなん。ダイアフラム形式で、膨れ止めの輪っかをはめ込んだゴムの筒や。上下振動の吸収のために取り付けられるんやけど、最近はとんと見掛けなくなってもうた。もう防振器くらいにしか使われてへんのやろか。



一方、今時のはこんなん。部品点数を減らして軽量化するってんで、水平方向への変位も許容せなアカン立場になってもうた。ほんで、こんなヘンテコリンな形に進化やで。でも、低圧で大変位の時にシワが入ったり、空気中のO3(オゾン)に侵食されて変質したりと、これまでに無いトラブルもいろいろ発生中。君も苦労しとるなぁ。わしもしとんねや。
部品もそやけど、わしら会社の歯車としても、部品点数が減る一方で高機能化への要求は強まってるで。みんな過大な負荷に歯飛びせんようになぁ。