姿勢を正せ

雨降りな日曜は悲しいな。せっかくの休日やのに走りにも行けず、部屋の掃除をした後インターネットをポツポツ眺めるだけになってもうた。このまま身体を動かさへんかったら毎夜の寝酒も旨みに欠けるなぁ。ってんで、せめて筋トレだけでもしといたわ。腕立て伏せとスクワットをそれぞれ100回と300回。している最中は苦しいけど、終わった後の爽快感はええね。今朝も筋肉の疲労感が少し残っていて心地良し、運動好きな人なら誰でも知ってる感覚やんな。


わしは持久系の人やから、筋トレをいくらしてもあんまりパワーアップすることは無いねん。どちらかっちゅうと筋肉を意識できるようになるのが目的って感じ。
例えば鶴橋駅の階段を登りながら意識すると、太腿よりも身体の内側の筋肉に一瞬だけ力を入れて、上半身を下から押し上げ押し上げ進んでいける感じがするねん。リズム良くスッスッてね。こんな時、姿勢は自然としゃきっとして、身体の重心を真下から支えてるのが分かるで。そうすると体重も軽くなったような気になるねん。試しにわざと猫背でうつむいて登ってみると、太腿の表層の筋肉だけしか使ってない感じやわ。動きも鈍重。
『姿勢を正す』ってのは、見た目の印象もそやけど、こうした身体の使い方を教える言葉なんかなと考えてもみたわ。暗示的にやけどね。