いざ勝負

さて、長野ネタも最後でっさ。


読んでて気づいたかもしれんけど、ブログには意識的に順位を書いてません。詳細の時間も速報では書いたものの、慌てて文章を変更しときました(って、遅いけど)。
WEB上で氏名がモロに分かるってのもどうかな〜と思うのも理由やけど、順位って、競技嫌いなわしにとっちゃ「それがどうしたん」なんです。
だって、参加メンバーによってなんぼでも変わるモンやし(実際、今回の大会で120kmクラスが無ければ入賞がやっとやで)、速い人はそこら中になんぼでもいはるし、大自然の中、ちっぽけな人間同士で争うのもケツの穴の小さな話やし、勝ち負けに拘って走るのも大人じゃないな〜という気分。それじゃ戦争は無くならへんで。ってことを順位の上のもんが言うのは、我ながら説得力に欠けるんやけど・・・。ま、まぁええの(汗)
本気で走って真面目にレポートしたかったからこそ書かへんの。楽しく走ったレースやったら楽しく嬉しく、時には悲しく涙ながらに順位もレポートするから。




一昨年、メーリングリストに嬉しいタイムと順位入りの速報を書いたら、一番のレスが『惜しかったね〜』。わしの喜びが全然伝わってない事を知りガックリしてから、こんな事を考え始めたかな。






って、言いたいことはそんなことちゃうねん。


もちろんわしにも勝ちたいモンがあります。勝って最高に喜んでるモンがあります。
ベストタイムを更新したことやし過去の自分に勝ったってのももちろんなんやけど、もう一つ、わしが勝った相手。








  「 事故 」


なんですわ。


04年の王滝が終わった約1ヶ月後、タニムラ仲間とロード練をしている最中に、後ろから追い抜きざま幅寄せをしてきたゴミ収集車におもっきし跳ね飛ばされたのよ、わし。直ぐ後ろにいた人達はビックリしたやろなぁ。幸いにも落下地点が柔らかい土やって大事には至らなかったんやけど、頚椎・腰椎を痛めてしまい、病院通いの毎日が始まってんな。
たまたま結婚準備に忙しくなる時期やって(プロポーズ翌日に跳ねられたからねぇ・・・)、バイクに乗れないことにそれほどストレスは溜まらへんかってんけど。


でもやっぱ辛かったなぁ。あの一瞬で絶頂からどん底に落とされた気分やもん。
7ヶ月間バイクに全く手を触れず、その後に少しロードに乗った時、自分の身体の不甲斐なさに涙したなぁ。跳ねられた日の晩に風呂で流した涙とおんなじ味がしたわ。通勤電車で立っているだけで腰が痛くなるし、歩くとグキグキ鳴るし、前傾姿勢に首が耐えられへんかったし、背中が痛んで眠れへん夜もあった。




んでも、もう大丈夫。ロードでは以前のパワーは出てへんけど(特に平坦路…)、MTBで事故以前よりも野山を軽快に走れるようになったから、わしの勝ち。事故の負け、まいったかコノヤロー! ふふ。


それと、「事故のブランクを経て…」って某BBSに真っ先に書いてくれたかさやんや、同じ内容を直メールしてくれた友人。わしを分かってくれてる人達に深く深く感謝感謝! うんうん。




今日は熱いな・・・。珍しいなぁ、わしが熱くなるの。
よーし、気合入ってきた!  もっぺんかかってこい、ゴミ収集車!!(って、何か間違ってるで・・・)