すばらしきかな正露丸


王滝の打ち上げでいつもの焼き鳥屋へ。いつもの串セット、生肝2種盛り、ジョッキを数杯。数本の追加オーダーもいつも通り美味しく食べて、心地良く酔うて帰宅。
自宅でも2缶ほど開け、グルンと布団へ横になったが最後、意識が飛んだ。




が、目覚めにはまだ早すぎる5時過ぎに意識復活。腹が痛い・・・。
初めの方は違和感って程度のもんやったけど、6時頃にはもんどりうつような痛みに。5秒ほど痛んで5秒ほど和らぎ、その後1分ほどのたうち回る。これを1セットとし2分ほどのインターバルをおいて繰り返し。もよおしてきたんで這いずりばってトイレへ逃げ込んだら出るわ出るわ、上から下から自由自在。


その昔、ヨゴレメンバーでホテルニュー富士見に泊まった際、メニューの赤貝で食中毒にかかり、帰路の高速上でどえらい目に会ぅたことがある。確かその時、ヤマドンと社長の胃腸に何事も無かったのは、多量の焼酎で消毒されたから。昨晩は焼酎1杯だけやったのがまずかったか。薄れゆく意識の中、そんな猛省が頭の中を駆け巡る。


7時前には台所の床で動けんようなってしまい、嫁はんに起きてもらう。救急車呼んでもらおかとも思ったけど、総合病院まで近いんで、とりあえずそこの救急に電話。『 今日は脳外科の先生しかいませんが、それで良ければ・・ 』。腹痛の患者に脳外科がどう対処するのだ? ショッカーに改造されたら大変なんで、やむ無くそのまま耐える。
幸い8時頃には痛みのインターバルが長くなり、眠りに落ちることも・・・すぐ目ぇ覚めるけど。
そうして10時。薬局に飛び込んだ嫁はんが買ってきたのは、正露丸。旧名、征露丸。ロシアを退治するような強力な丸薬の前に腹痛などひとたまりもなかったようで、飲んだ5秒後に完治。


嫁はんはなんも無かったから、原因はおそらく数本の追加オーダーか。お気に入りの店やけど、しばらくは行く気が失せたぞ。





とりあえず軽く消毒。