いろいろ痛い日

帰宅直後にも書いたけど、今シーズンの最終週末は絶好の秋晴れやったのだ。


目覚めると吸い込まれそうな空模様。いそいそと準備に取り掛かる。ちょっと寒い。



流星号・・・じゃなかった、すずらん号からの景色は抜群。山肌も赤みが差して色とりどりだ。


八ヶ岳、でけー。



今回の課題はというと、前回、湿布を貼ってなんとか耐えた腕あがりを克服すること。事前準備としてブレーキパッドの交換&サスのメンテを実施して挑んだのだ。
で、課題を克服できたのかと聞かれると、答えは・・・




楽し過ぎてどうでも良くなった。
そんなもんや。




乾燥してパフパフと思いきや霜が溶けてきて、結構な場所でネチョッっている。ヒヤッすることもたまにあるけど、前回から日が経っていないおかげで身体が動く。新調した2.5インチ幅のKENDA NEVEGALも快調。メンテしてもらったTALASも快調。
嫁はんの方も、ようやく幅広ハンドルに慣れてきはったのか、かっ飛ばし具合に拍車がかかっていはった。


でも謎のセクションでポテッとこけてはる人@Bコースの上の方。


その後、颯爽と下ってきはった。コケ写真を撮られていたことに気付かぬまま。






コケと言えば、最後の1本、ソロでAを下っていた時のこと。入口の2連ドロップを飛んで大ドロップも落下して好調にガレ場まで来ると、途中に止まってる人を発見。ちょっと様子が変。
  「 大丈夫ですかー? 」
  『 ・・・指を折ってしまって・・・ 』
  「 え゛!? 」



右手の薬指ですか? いやいや、見せてもらわんで結構ですから・・・ぐわっ! えげつない! 薬指だというのに指輪を嵌めるんにも苦心しそうな状態に。とりあえずバイクは押せそうなんで、ちょっと下のA5(赤土セクション手前)まで降りてもらい、携帯でパトロールへ連絡した。
直ぐに来てもらえることにはなったのやけど、放って行くんも気の毒なんで一緒に待機。東京から5人組で来てはるそうなんで帰り道を心配する必要は無さそうやけど、病院に行くことの連絡が取れへんで困ってはった。
どうしたもんかねと心配しても何の役にも立たへんので、パトロールさんにあとを託してわしはコースへ復帰。
そこから下までのチンタラ度合いったら、それはもう、ウシさんかヤギさんが草を食み涎を垂らすが如くの状態。ゆっくり走ろ。


それにしても痛そうやった・・・。






痛いといえば、今回も腕あがりが発生。そんなにブレーキを握り締めていないけどなぁと首を捻っているうちに、原因を発見。プロテクターの端っこが手首にグイと当たって、その周辺が腫れてはるのやわ。全然腕あがりとちゃうやんか。これじゃいくらストレッチしても効果が無いはず。
プラスチック部分は外側にRが付いているのやけど、筋肉の少ないわしの腕やと内側に空間が出来てしまう。つまり端っこだけが腕に接触する。脛カバーにも同じようなことがあって、プロテクターの端っこを脛の先一点だけで支えているような感じで、この文章を書いている1週間後にもまだ瘡蓋が治り切ってへん。
まだあるぞ。
DAKINEのグローブには薬指・小指の付け根に衝撃吸収材が織り込まれているのやけど、ハンドルを握るため小指の付け根を90度ほど曲げている時、その吸収材の形状が追従せず付け根を表面から圧迫するのやわ。その状態で振動に晒されると付近が内出血しまくり。何よりこれが辛かった。
この3点、来シーズンまでに何とか改良・克服しておく必要があるな。




これも何とかしておかないと。

今回は嫁はんのリアに装着しておいたのだが、更にブロックが取れて軽量化してはった。
  『 右コーナーで後ろが滑るみたい・・・ 』
気のせいですよ気のせい。




トラブルは続く。
急に嫁はんの姿が見えなくなったので、コケているのかと心配してたら、リアが回らなくなったバイクを必死こいて押してきはった。見るとビードが外れてタイヤがフレームと接触していた。

いったいどんなハードコーナーリングをしたのですか? 幸いにもパンクはせず。でも再発してトホホ。


トラブった時には悲しげな人@Bコースの入り口。


直ったら悲しみを忘れて飛ばす人@Aコースの途中。


関係無いけど新しく出来た謎の施設と謎のポーズ@Bコースの途中。




とまぁちょくちょくトラブルはあったけど、初日CCCACBCCA、2日目CCCAABCCCと堪能したのだ。
今シーズン、回数は少なかったけどお世話になって感謝の一言。来シーズンもまた宜しく。