収穫の日


上に示しますは取れ立てのレーズンでござい!




取れ立てのレーズンなる物が存在するかどうかはさておき、このようなグロテスクな写真をアップするのには若干気が引けたけど仕方無かったのだ。


どうやらわしの人生では17年に一度、身体の何処かにイボが出現しはるらしい。
高校2年の頃、左耳たぶの直ぐ下がプックリと膨れてきはったんで、麻酔してメスで切って中にあった膿の袋を取り除いてもらった。そして34歳の頃、太腿の裏側に同じくプックリが出現。
3年をかけじっくりと育て上げた結果、言い方を換えると完全放置した結果、太腿に付いた部分は直径1mmくらいだが球形の直径は1cm超の巨大なプニプニがブラブラするという事態に陥っていたのだ。
柔らかくて触るとフニフニするのやけど、肌の模様が脳みそにしか思えないグロテスクな球形。Cコースのウォッシュボードではさぞかしブルブルと震えてはったのやろう。プニプニでブラブラでフニフニ且つブルブルなのだ。


ええ加減邪魔になったんで取り除こうと思い近くの整形外科に行ったところ、お勧めの除去方法は・・・壊死。ウヒャッ。
根元を紐でおもっきし縛られた瞬間にもウヒャッと悲鳴が出たけど、お構いなしにグイグイ締めあげられて、1週間後には死亡との宣告を受理。2日間くらいはなんともなかったけどその後は急速に色が悪くなってきて、翌週に再度訪れる時にはパサパサになってはったのや。
そして手術台へ仰向けに横たわるや否や、医者はそのパサパサをえいやとばかりに引きちぎり、診察室にはわしの悲鳴が響き渡り・・・壊死したイボが取れた。


取った直後はビッコを引いていたけれど痛みは直ぐに去り、1週間後にはお肌の表面もすべすべに。人間の身体って不思議。