シクロのシの字もないやんか

悩んだ末にシクロに行くことに決定や。決して起きるのが8時を過ぎててタニムラ練に間に合わへんとか、そんな理由ちゃうで。
野洲の運動公園まで50kmと超適当に見積もって、9時過ぎに出発。

ウェアはメッシュのインナーにロビロン長袖、厚手の冬用ジャージや。下はレッグウォーマーのみ。おっとレーパンも履かな捕まるで。走り始めはちょっと寒い気もしたけど直ぐに暖まってきた。寒くもなく登りでちょっと暑く、今の季節にちょうどなチョイスやな。
押熊からR163を少しだけ通り、木津川沿い〜和束の道の駅まで約30kmのアベ30km/hちょうど。微妙な追い風で調子よく進むで。


道の駅に着いたとたん、他の3人組がスタートするのが見えたから、慌てて補給食を買って再スタートや。補給食は例の羊羹2個にみたらし団子。定番メニューやな。
トロそうな人達に見えたんで、追いつけ追い越せでガシガシ追いかける。道が細くなってきても追いかけるオイカケル、湯舟森林公園を過ぎても追いかけ追いかけ・・・追いつかへんがな! 途中で横道に入ったんかなぁ…(←負けを認めたくないアキラメ悪いやつ)
でもおかげでアベ31にアップや。信楽へのR307も追い風を受けて常時40km/h超で突っ走る。この調子なら直ぐ着くんちゃうん、むふふって考えながら、牧東の交差点を曲がりアセボ峠へ。
ところがこの峠がキツイんや。21Tからは絶対下げへんぞ!と誓い進むんやけど、もはやメーターは14km/h。23Tの方が進むんとちゃうか…。途中のオレンジなんたらゴルフ場に『変な名前付けな!』って八つ当たりしてみたけど、全然楽にならへんねん。ケツ筋が限界を迎え危うくケツを落っことしそうになった所でピークに到着。思考力0で車の後に着きダウンヒル。こっちもきつそう、帰りが憂鬱や。。
R1に出たら目的地は直ぐそこ。向かい風になって厳しいんやけどもうちょっと頑張って、会場で知り合いに『アベ31やでー』って自慢したんねん。C1のスタート時間までもう直ぐやけど、シマノ阿部選手の激走から世界チャンプのバニーホップ、果ては番長の欽ちゃんジャンプまで堪能するでぇ。


で、会場は何処や? ノボリとかBGMとかDJの声を求めて進んでも、周りは寂れた河川敷ばっかりやで。嫁はんに携帯でナビしてもらいながら進むんやけどいつの間にか大きく行き過ぎ、目の前には近江富士がドドン。スタート時間はとっくに過ぎてるし、もうじき終わるんとちゃうか。
おぉぅ! 余所見してたらでかい何かに乗り上げてパンクやがな!



飯にしよか・・・・



気を取り直して修理して飯を食ってR1に戻る。あかん、もう間に合わへん…。
そやねん、今日は来週のレースに備えたれんしぅをしたかったんや、初シクロ観戦を期待してたんとちゃうんや、と自分に言い聞かせる。ごっついブルーや・・。

さ、帰ろ帰ろ。76kmのTTでアベ31やから大したもんやわぁ。と自分に言い聞かせる。少し水色になってくる。
R1を南東にヒラヒラ走ると、、あ、運動公園の看板発見!  かなりオレンジ色!
グラウンドに到着。サッカーしてるヤツしかおらへん。あり?
うろうろしてみる。ノボリもBGMもDJの声も何にもあらへん。頭ん中真っ白・・・。



未だにワケが分からん。後で仲間内MLに投稿するためのネタを考えつつ帰路へ。
いきなりさっきの峠。早くも23T登場やけど、精神的なダメージは大きいわ。もはや口からは『今日はこの辺で勘弁したろ』の台詞も出てこぅへん。代わりに漏れるんは『はぁ…あぁ…うぅ…』なんて、一歩間違えると放送禁止になりそうな擬音ばっかしや。

おまけに向かい風の強烈なこと! 信楽を抜けても和束を下っても木津川沿いまで帰っても風は止むことなく、夕方に近くなったせいか強まるばかりや。アベ30をなんとかキープしながら必死で自転車道との分岐点まで帰ってきてれんしぅ終了。アベ30.3km/hとギリギリ保つことができてかなり嬉しかったわ。

そっからはクールでのんびりと。途中でシルクロードに寄り、代えのチューブを1本買って帰宅。154.4kmやった。




シクロの写真をパシパシ撮るつもりでデジカメを持ってたけど1枚も撮られへんかったから、代わりに近鉄けいはんな線登美ヶ丘車庫を。サードレールが見えるような見えないような…。ピットは無いんか?