駆け込み乗車をお願いします

水曜から出張で岡崎に来とります。毎度毎度の走行試験のために。
試験準備に実際の走行・後片付けと1人でドタバタする慌しい日々の中で、唯一の楽しみなんが「飯」なのはもちろんのこと。昨日は初めて駅ビルの中の中華屋さんに突入することが出来て、頼り無さそうなオッチャン目掛けて『天津飯定食!!』とラージボイス・ヒュージボイスで口撃を仕掛けることに成功や。
慌てるように出てきた天津飯は厚手の玉子に緑のキャベツと桃色な蒲鉾が多数で、彩りも春色に染まって食欲150%増。春巻きに豆板醤ではなくケチャップっちゅうのもポイント。何故?と首を捻ったけど、うちの嫁はんがロールキャベツにケチャップをかけるようなもんかと考えると、妙な組み合わせにも食指が伸びる。
旨そうに食うわしを店の外から見ていたおっちゃんも、入店してくるや否や『Bランチ!』と叫びだすほどの興奮振りは、ランチとは程遠い18時過ぎの中華屋を活気付ける一つのスパイスとなって、更に美味なる世界を広げてくれてるようやった。あぁ、思い出すだけでたまらんわ。






晩飯もさながら、昼の弁当は空港にて「空弁」なるものをゲットするのがここんところの習慣。とは言っても、これまでは30分は停車しているところを、このシリーズは8分の余裕時間のみ。しゃぁなくホームからダッシュして改札を抜け、空港ロビー内の弁当屋まで息もつかせず全力ランニング。売店のネーチャンにお金を渡す時間ももどかしく、電子レンジでチンして再び大腿筋に力を込めるのや。車のドアは非常コックで開けっ放しやから勝手に走り出しは出来へんものの、関係者が全力で駆け込み乗車してる姿は、全国の良い子に反面教師として広く公開すべき光景やと確信したわ。



岡崎に泊まっているからには名物の「八丁味噌」にも触手を伸ばして絡め取ってみるつもり。岡崎と空港にどんな関係が有るのか悩みながらも、秘伝の味噌と半熟玉子を堪能したでぇ。