燈花会だがや

朝に志賀を出て、渋滞知らずのまま生駒に帰ってきた15日。義父さん義母さん、今年も御世話になりました。車で2時間もかからへんし、生駒にもいつでも来て下さいね。わしら大歓迎やし。




さぁさぁさてさて、自宅に帰ってきたhikime2夫妻は盆休みの疲れを取るべく昼寝モードに突入や。但し安ハイツの2階は暑いもの。それまでヒグラシの鳴く環境にいたもんやから尚更やね。暑さに強い嫁はん一人グースカピーやけど、わしは汗ダラダラで寝られるわけもなく、ひたすら耐えに耐えた3時間。体温計が37℃を指す環境で、なんの気概も無くジックリシットリ寝られる我が嫁はんに改めて尊敬の意を・・・はよ起きんかいな。今から燈花会に行くんやから。


近鉄電車で揺られること約15分、10年ぶりくらいに降り立った奈良駅はかつてない程の人だらけ。15日は最も盛り上がる日やから仕方ないんやけど、こんな人込みは祇園祭以来やな。但し道が暗いんで、この辺の地理に慣れてへん人は大変やと思うけど、MTBで走りまくってる場所やしわしには庭みたいなもん。興福寺猿沢池春日大社の参道とうろついて、そのまま年に1度しか入れないという万灯篭を楽しんだわ。
んで、素早く東大寺参道の北側にある芝生へ・・・





そこには燈花会の顔とも言うべき風景がずらりらり。薄暗い奈良公園に咲き乱れる炎の花達。風に揺らめく姿がマジで美しいのやわ。これを支えるのはNPO団体とボランティアの方々。チャッカマンを持って消えた蝋燭に火を点けて回る姿に思わず「お疲れ様です、ほんま綺麗ですね」。




15日は東大寺大仏さんの、正面の窓(?)が開く貴重な日でもあるらしい。さっそく南大門を抜けると、かなり離れた場所から大仏さんのお顔がギョロリ。なんだかビビルくらいのスケールでどっしり座ってはるのやわ。巨大な建物の中に入ってもその存在感は圧倒的。
奈良に住む小学生は必ず写生会等で大仏殿を訪れるのやけど、20年ぶりくらいに拝むその姿は更に巨大さ・迫力を増しとって、わしらの心にもズシリと威厳を与えてくれはったのや。絶対昔よりでっかくなってはる、この人。いや、仏さん。



 鼻の穴と同じ大きさの穴。これをくぐると健康になれるんやったっけ?




ほんま久しぶりに奈良の観光をしたけど、、歳を重ねたせいなんかな。わし等、凄いエエ所に住んでるんやなと嫁はんと話しながらの帰り道やった。子供の頃には感じなかった日本人の文化を感受することが出来るようになったんかな。