勝負あった

大正池への登り口、それまでのランデブー走行から一転して全力アタック。いつもここでは嫁はんを捨て置いて頂上を目指すねん。登りであんまし一緒に走っていても自分の練習にならへんし。
「 山岳賞 」の文字を踏んだら反転してダウンヒル。「 お出迎え 」なんて言うと人聞きはエエけど、実際は何処で出会うか・どこまで下れるかが勝負。嫁はんは必死こいて登ってきてるし、わしも登って下ってに必死のパッチ


先週、出合ったのは過去最高の地点。わしにも安っぽい男のプライドがあるし、もう負けられへん・今日こそ限界まで下ったる。
太腿を熱ーくしながら喉に血の味を感じながらペダルをガシガシして、ジャックナイフターンかまして反転して、リーンアウトでコーナーを攻めて、「 今日こそは旦那の威厳を見せ付ける 」。




そんな想いを心に刻みつけつつ、曲がった4つめのコーナーで嫁はんと遭遇。過去最高地点の記録は更新され嫁はん鼻高々。わしの首、がっくし前に倒れてる。
もーあかん、追いつかれるのも時間の問題やわ・・・。





生駒〜大正池〜和束〜天ヶ瀬ダム〜宇治平等院〜木津川サイクリングロード〜生駒の103.4km、アベ21.2km/h。
追い風に恵まれた1日やったな。日頃の行い良しな夫婦、これにあり。