口に合わん

本日、名古屋出張。あっつい日やったけどネクタイ締めて上着羽織って、ボタンまでキッチリ留めて。んな感じの緊張感溢れる打ち合わせをこなしてきたのやけれど、その前に商社の人間に連れられて、両手の指では数えられへん階にある中華料理屋で接待を受けた。




丸いテーブルと回転する台に、チャイナドレスの姉ちゃん・髪を固めたネクタイ姿のおっちゃんが運んでくる料理。確かに「 高そうな味 」。
でも、「 高そうな味 」≠「 旨い味 」。 白くて綺麗な皿にちょこっと盛られた料理は、どうにも食欲をそそられへんねん。必要なのはジュワーって油の爆ぜる音・立ち上がる湯気・威勢のよい掛け声「 コーテルリャン! 」。 チャイナ姉ちゃんなんて要らんねん、チャイナおばちゃんで十分や。回転テーブルなんて要らんねん、回転ベッドで十分や。