嫁はんから『 これ読んでみぃ 』と渡され、通勤途中に読んだ本。有名(だった)らしい。
- 作者: 五木寛之,岡田幸四郎,竹久夢二
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 1994/06/23
- メディア: 文庫
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12の章に分かれとって、喋る、や、知る、想う、なんて内容について筆者の考えや経験がヤンワリとした文章で綴られとる。この筆者、人生経験豊富というか知識の引き出しが山ほどあって、引き出したネタから様々なことを考えてはる。頭、クルクル回りはる。作家って凄いんやと実感した。
世代の違いや出版された年(93年)が古いこともあり「 それはなんだかなぁ 」な章もあるけれど、押し付けがましくない文章に好印象。字がでかくやたらと行間が広いのも、これはこれで良いのかも。
もっともフムフムしたのは、しょっぱなの章『 歓ぶ 』に書いてあった『 よろこび上手になろう 』。一日一つ、ささいなことで良いから何かを喜ぼう、記録してみようっての。
●今日買ったボールペンの書き心地が良くて嬉しかった。
●ネクタイが形良く結べて嬉しかった。
こんだけでいいから毎日小さな喜びを感じていれば歓び力アップ。きっとニヤニヤ毎日過ごせるに違いない。
ええ話読ませてもぅた。。
え〜と、今日嬉しかったことは・・・・
●仕事中に頭が痛くなり定時速攻で帰ったから、日が暮れる前に家に着いた。嬉しかった。
●帰り道にてペダル代を払うつもりやったのに、自転車屋に寄らんかったから小遣い減らんかった。嬉しかった。
ニヤニヤできるか微妙。