捏造?

ここんとこ、ちょいと仕事に追われ気味の生活。なんでも10トン近い荷重をかけて0.5mmたわむかたわまないかの、そんな超高剛性部品の計測をしてるのだ。で、そのたわんだ量から荷重を推定しろ、とな。確かに最近のわしは剛性好き。とはいえ、これはちょとやり過ぎでは・・・。
ごっついごっつい部品、しかもグワングワン動いてる部品の変化をミクロン単位で計るのやから、これまた超微量電圧の計測。そこに横やりを入れてくるのがノイズ、ってなわけで・・・もう、信号電圧なのかノイズ電圧なのかワケワカメなここんとこ。現場の吹きっさらしに身を震わせつつ、パソコンの画面を見詰めてはため息をつくここんとこ。


んでもな、そこをうまいことカバーするのが技術やねん。フィルターを入れてみたり、推測値とかけ離れた値を除外してみたり、その他ちょこちょこと手を加えていると、なんとなくそれらしく、思わせぶりで誤魔化せそうな値が見えてきた。
見えないものを見えるようにすること、出来ないことを出来るようにすること、無い物を有るように見せかけること、黒い物を白く思わせることが技術・・・・・うっふっふっふ・・・・・。