初日の記憶

自宅に帰って気付く、北海道の心地良さ。雨の本日はずっとゴロゴロしとったけど蒸し暑くて苦しいなぁ。涼しかった昨日までの記憶の中に逃避しつつ、ツラツラと書き連ねてみるぞ。


えー。イソちゃんに見付かりつつもメゲず、難波からラピート関空に到着。大勢のツアー旅行客に取り囲まれながらANA1713便は一路、新千歳空港へ・・・レンタカーに乗り込んで走り出した瞬間が旅の始まり!
まずは昼飯のため、近くの北海道箱根牧場へ移動。入場無料、牛舎への侵入も好き放題のオープンな雰囲気が心地良し。乳搾り体験のための牛も突っ立っとって、『 好きにしとくれ 』感がヒシヒシと伝わってきた。


牛さん、こんにちは。目が可愛いではないか。


馬さんもこんにちは。


ひつじさん達こんにちは。


・・・牧場に水牛? 目つきがよろしくない。




牧場の周りにはビート畑(たぶん)が広がってた。にしても空が広いぞ。






さて、そっからはひたすら国道を移動。国道っても噂の通り走りやすいから常時80km/hほどでスイスイと。積雪時に道路の端を示す矢印から異国の香りがする。


夕張をかすめて北上すると、そこは富良野の平原。とりあえずチーズ工房ワイン工場を見学しといた。これまたどちらも入場料無料。北海道は気前が良いな。ついでに気前よく試飲といきたかったけど、お抱え運転手の身には分不相応やった。チーズはそれなりにいただいたけど。



チーズ工房にあった古いトラクター。って何しとんの?








今日の最終目的地は、つい柴田ファームと言い間違えてしまうファーム富田。あっちは汗臭いライダー達と馬糞が溢れかえるのに対し、こっちはラベンダーが溢れる場所。北海道は匂いが違うのだよ、匂いが。
平日のくせして、駐車場は「 わ 」ナンバーだらけ。そこにもう1台追加して、またまた入場料無料の園内へとなだれこんだ。うむ、大きなお花畑といったところか。満開ならばもっと華やかな空気に包まれるのかもしれんけど、雑誌でよく見る「 丘が花で埋め尽くされている 」景色は写真の撮り方のアヤなのかも。期待していった分だけ気抜け。


まだ咲きかけ。


んだが振り返って眺めたお花畑の向こうに、標高2000mの巨大な富良野岳がズドドンとそびえ立ってはった。思わず「 ははぁ 」っと平伏したい気分の壮大な山々。ラベンダーなんてちっこいことを言っていてはならぬ、相手はお山だ。




そうなると興味は急激に山々へ。北海道まで来たけど、緯度よりも高度への願望強しやな。やっぱしナンタラとナントヤラとhikime2夫婦は高い所が好きなのか。


今日はもう夕方になったので、ファームから数分のペンションへチェックイン。山の景色は明日のお楽しみとして、おやすみなさい。
 寝酒は北海道限定のコレ。