ライバル誕生

4月とは思えん日差しの中、陽気につられてにょろにょろ這い出ててくる虫達を恐れつつも、ひと月ぶりにI手へ行ってみた。
先週はロビロンの着用も検討したような気温。今週は薄手のジャージにUVアームカバー、レッグウォーマーはガードのために止む無く着用ってな具合。その気温の差にあたふた戸惑いながら、でもあたふたしてるだけでは前に進まへんので、あたふたとペダルを踏んでみたのだ。
尾根のシングルトラックを1本。オプション付きで再度、尾根をもう1本のゴールデンパターンをこなし、蜘蛛の巣の少なさと毛虫がまだおらんことに満足した。まだ奴らは地下で眠っているに違いない。鼻ちょうちんを膨らませつつ惰眠をむさぼっているに違いない。所詮は虫けらなのだチビコイのだにょろにょろなのだ人間の敵ではないのだ。
来週あたり、鼻ちょうちんが割れたらどないしょ。


さて今回のI手やけれども、例の如くと言いますか相変わらずとでも表しますか、当家の奥方が絶好調。
■オプションにあるヤシロの下りヘアピン。初クリアの報は前回にてご報告差し上げたのやけれども、今回は何気なく。
キャンバー区間。滑り落ちつつ前へ進まなアカンところでもビンディングを外さず、これまた何気なく。付け加えて報告するならば、わしはビビってビンディングを外してた。
■最後の竹やぶ。2周して2回ともクリア。これまでビビって押していたというのに、今日のその気合いと滑らかさはいったい? 付け加えて報告するならば、1周目のわしは左サイドの竹とブレーキレバーがキスしてはった。フレンチじゃなくてディープに。


負けじと鉄塔直後の根っこだらけな登りを足付き無しにパスするなど健闘するも、亭主の意地と関白具合ってものが消えうせた土曜日。記念すべきけしからん、抜けるような快晴の土曜日やった。





青空の下、鼻歌を奏でるライバル。


この借りは来週ご返却する予定。