お花見

やはりね、夜桜だけではアカン。
お天道様の下、青空の下、そよ風にふるると震えるまん丸い花びらのボンボリを眺めないことには、新年度を迎えた気分になれん。


そう思うたんで、I手の帰りにFu動川公園でお花見。お弁当とお茶(ビールではない)を買ってきて、立ち並ぶピンクの木々の元へと駆け込んだ。








バイクに跨るには過剰な気温であっても、シートを広げ弁当を広げるにはジャストマッチな気温。唐揚げを突つきつつ満開の花びらを、口をあんぐりしつつ見上げた。但しうかつに見上げると枝が頭にヒットする。素早く避けなければ花びらがご飯の上に降り積もる。そんな環境の中で素早く弁当をカッ食らうって、日本人における至福の一時ってこういうことなのかしらんとも思えるな(でもビールは無い)。



普通は正面から撮るボンボリも、今日は裏側から舐めるように眺めた。シャッターを幾度も押した。
 『 どうだ、恥ずかしい姿を撮ってやったぞコノヤロウ 』
花びらがふるると震えたのは気のせいか風のせいか。