ロードの欠点

思うのやけれど、上手くなれば楽しいけど上達するまでは面白くないもしくは苦しいって事が多々ある。
例えば楽器の演奏で、練習して無意識に音を紡ぎ出せるようになると楽しくて仕方ないのやろけど、身体が覚えるまでは一つの音すら出せなくて四苦八苦するとか。
例えばoh滝、雨天で泥に苦しめられた人は多いと思う。でも先頭の方は大して泥ってへん。04年も前半は雨やってDVDの動画ではドロドロになりながらもがいている人が映っていた。でも先頭近くのライダーは全身泥まみれの姿は呈してへんかった。フェンダーが必要とは米粒ほども感じてへんかった。
そんな感じで、上達すればするほどパワーは増す、余裕も増す。よってパフォーマンスがガラリと変わる。その域に達するためにいくつもの壁を越え、超える度に『 今まで何でこれができへんかったのやろう? 』って感じながら成長していく経験をした人は多いと思うねん。




わしの考えるロードの欠点として、それなりにパワーが無いとスピードが出せん、爽快感が味わえへんってのがある。バイク自体は軽くてええのやけど、その分スプロケ比が重くて初心者の人には辛い。
MTBスプロケ比に慣れたわしが、初めてロードにまたがって感じた感想がそれやった。でっかい壁があった。


そんな久しぶりに現われた壁を今日、一つエイヤと越えた気がした。向かい風の中でも登りでも、へこたれなければどこか楽しい。遅くてもええからバテなければ何故か楽しい。
この楽しさを感じるためにそれなりの修練が必要なロードは、やっぱし敷居が高い乗り物なんかなぁと今更ながら感じたな。上記の壁を越えた人だけが楽しい、そんな乗り物。


やけど、調子をボトム状態から回復しつつある自分にとっては関係の無いことのようにも思えるな。
かなり酔っ払ってますけども、まぁそんなとこで。




131.4kmのアベ27.5km/h。
2回のちょも練でアベが1キロアップ。んなもんで今年中には40を超える予定、NORBAで勝ってしまうかもしれんぞほほほ。






 そろそろガツンといく季節なんだなぁ。