仕事でお疲れな嫁はんのストレス発散にとMTBを車に積み、晴れ渡った生駒を出発。行き先、S迦岳。
しかし行く手には見る間に暗雲が立ちこめ、目的地に着いた頃にはこれこの通り。
坂は流水路と化してるし、ワイパーはびゅんびゅん動かさんと効かへんし、小さな水溜りを通過した時にゃ跳ね上げる水がドアのガラスにザバンと。ジャングルの奥地に向かっているかのような気分やった。
もちろんMTBは中止・・・
・・・中止してスゴスゴ帰るんももったいないので、サントリーの山崎蒸留所へ短い足を伸ばしてみた。
偶然、最終15時の見学にタイミングよくはまったんで、短パンにツッカケとか片方は上半身がバイクジャージのまま、綺麗なお姉さんに案内をしてもろた。
様々な形の釜があるのが特徴で、これはポコンと膨らんだところに蒸気が貯まることで円やかになるんやと。
日本のウヰスキー第一号はもう85年物。
最後は山崎と白州の試飲。ってもドライバー君は飲めへんので、チョコをちょこっと齧っただけ。あんまし飲めへん嫁はんは『 せっかくやし 』って言いながら、通常の半分にしてもろた水割りをグイと煽ってはった。おかげで帰り道の車内の賑やかなこと。
ふと静かになったなと思ったら、助手席のエアバッグが開いていた。よく見たらエアバッグちゃうくて鼻ちょうちんやった。