下ってナンボ

昨日のヒルクライムレースで下りの先導をする手前、選手のみんなに「 飛ばしたいのはヤマヤマですけど、ゆっくり頼んますわぁ 」とお願いした。のはええけど、みなさん『 ? 』ってな感じでレスポンスに乏しかったんが印象的。ヒルクライムレースに出る人といえば”登り命”的な方達が多いんかなぁ。
わしもクロカン系レースに出ていた手前、登りをサクサク走ることに重きを置いていた時期が長かった。得意になってくると、登り区間で回りが遅く感じるから余計に好きになってきた。んでもって調子こいて乗鞍にまで出たりとか。


でもですなぁ、MTBは下るために生み出された機材なのですよ。クランカーなのですよ、下って落ちてナンボの物なのですよ。
ちったぁ下れるようになったらこんな感じに変身済み。今は、登りの練習は欠かさず続けようと思うけれど、それなりに登れりゃOKな気分。あくまでも下る前の登り。呑む前に飲むようなもん。


って事を脳裏に浮かべる余裕も無く、身近な山で教えてもろたDHコースを堪能してきた。下りサイコー。




頂上寸前の一枚。ここらへんからワクワク感が止まらなくなる。