ステン

ステンといってもSUS301とかそんなんちゃう。




『 いつまでこのネタ書いてんねん? 』って言われそうな状態になってきたんで、もう終わりますだ。


富士見2日目の朝は曇り。でも路面はドライのままで、アサイチからご機嫌で飛ばし気味。
2本目にかかるころには日も差してきて、気温も人口も急上昇。Cのゲレンデ休憩場に20人くらい溜まってたこともあったかなぁ。今日は特別にゴンドラも8時から動いていて、みなさんウキウキ状態やった。






で。





この写真はCの途中。左上の小さく赤いのがちょっとした休憩所で止まってる人。
ここにも10人近くたむろしてはって、その眼前の左コーナーをカッコよく通過。僅かに急になった直線から、左のバンクに乗って一気に方向を変え・・・・・・




気が付いたら右の胸から一気に路面に叩きつけられていた。一瞬視界の左隅に入ったバイクはハンドルが逆さま。


ゴーグルの中で眼鏡が歪んで前がはっきり見えへんけれど、慌てて立ち上がりバイクを路肩に寄せた。でも呼吸が満足にできず、そのままへたりこんでフリーズ。やがて嫁はんが追いついてきて心配そうにしてたけど、声を出すんが辛いんで黙って座ったまま、微妙なゼスチャーで苦しさを伝えた。
半回転していたと思ったハンドルは真っ直ぐやったんで「 見間違いか 」と思ったら、グルっと1回転済み。回り切ったんは自分のMTB歴でお初。ヘルメットにも泥が。


数分間そのままで耐えてたら痛みが麻痺してきたんで、下まで降りることに。でもバイクにまたがるんが一苦労。右足は上げられなくて、左足から。それもバイクをめいいっぱい傾けた状態でやっとこさ。うー、ずきずき。




事故現場を見返しつつ立ちションする嫁はん。

これらの写真を撮るの、苦しかった。


当然ながら、そこからの下りは辛いのひとこと。左はよくても右コーナーが全く曲がらん曲がれん。振動が全身に響きわたり、肋骨と見事なハーモニーを奏でてくれてはる。肋骨イッたか・・・。


ワニを踏みまくったバチ?


四苦八苦しながらダイネーゼを脱ぐと、黄色いTシャツの腕にシミが・・・なんか赤いシミが。


しゃぁないんで僅か2本で今日は終了。1日券を買ってたのになぁ。そうも言うてられんか。


撤去がこれまた大変で、わしはまともに動けん。でも嫁はんやとバイクを屋根上に積むにゃぁ腕力と身長が足りん。顔を歪ませながらなんとか積み切った時にゃぁヘトヘト。



無性に羨ましかった。



IC出入り口の横Gですら辛かったけど、なんとか運転して帰宅。綺麗な夕焼けが物悲しかったなぁ。とほほほ。