0点です

今日は会社には行かず、消防局が開く救命講習ってもんに顔を出してきた。
学ぶ内容はぶっ倒れた人に対する応急手当ってヤツで、救急車が到着するまでの約7分間に施される処置が、命の助かる可能性を向上させる。と云うよりも『 なんかしとかんとまず助からん 』ってことを学んできたのやわ。カーラーの救命曲線ってのがその証。
いわゆる心配蘇生法ってヤツなのやけど、絶え間無い心臓マッサージと人口呼吸の繰り返し、AEDの使用。これらの適用判断、実施訓練。そんな大げさなもんちゃうけど、一度学んで練習したのと何もしないのでは、いざ鎌倉って時に雲泥の差がでるからなぁ。月並みな意見やけど、ほんまその通りやと思う。


座学と実技訓練の後は、なんとテストもあり。それぞれ80点以上が合格ラインってされてるんで厳しめか。
2人ずつみんなの前で、倒れた人を見付けたシチュエーションでの実技テスト。
  1.回りの安全を見てから意識の有無を確認して、無ければ人を呼び、119番とAED確保の依頼。
  2.待ってる間に気道確保と呼吸有無の確認。
  3.無ければ人口呼吸して心臓マッサージの繰り返し。
  4.AEDが届けば電源を入れて肌にセットし、ビリビリするかも。
  5.後は救急隊が来るまで心臓マッサージと人口呼吸を延々と。
ってな内容なのだ。


わしは心臓マッサージはそこそこ得意(?)らしくて、機械の採点は94点。やるやんか。一方で人口呼吸は・・・0点。マジですか?
どうやら愛情度合いが不足しているのかチュウが恥ずかしいのか、全然空気が入ってなかったみたい。注意してたつもりなんやけどなぁ。テストで0点ったぁ、これまでの人生において、名前を書き忘れて泣きそうになった小学生時代の出来事を除けば初の経験。30代半ばの余裕で笑けてたけど、そうじゃなければ涙がホロリとこぼれてはったに違い無し。
最後のペーパーテストで花丸100点だったのが救いじゃ。