沸騰羊羹

昨日、れんしぅから帰ってきてZONEで2缶・自宅で2缶とプルタブを開け、心地良〜くなってきたころに鳴きだすのが腹の虫。イカンねどうも。
普段は
  「 自転車乗りたるもの、常日頃の節制にて脂肪をこそぎ落とすべし 」
なんて言ってるくせに、この時ばかりは
  「 補給無くては走れぬのじゃ。いざ天一、いざいざ! 」
なんてな思考回路に切り替わっとる。


とは言っても既に晩飯前。ラーメン屋に出掛けるのもなんやし、嫁はんがおやつを隠していないかと台所をガサガサ、冷蔵庫をゴソゴソ・・・羊羹発見。
もしこれが嫁はんの物なら迂闊に手を出すことは自殺行為。しかしこいつはこないだ曽爾を走った際、背中のポッケに入れっ放しで持って帰ってきた物やし、わしのもんやから堂々と食えるじゃないですか。さっそくゴチになる。(^人^)




数時間後。
うむむむむ、腹の奥底で小人さんが暴れ回りだしたがな。痛みのおかげで真っ直ぐ立てへんし、喉から手が出て「オイデオイデ」をしてる感じもある。額には脂汗、姿勢はアマレスも真っ青の「亀」状態。


  「 わし、何か変なもん食ったっけ? 晩飯に何か入ってたんちゃうん? 」


なんて台詞を懸命に飲み込みつつ、薄れゆく意識の中で思い出したのは、『そういやあの羊羹、灼熱の太陽光線を1日中身体いっぱいに浴びて、袋の中で沸騰寸前になってたヤツやったなぁ。』


どーにもならん。
身体が汗だくで気持ち悪いから布団に寝転がることもできず、ウンウンと誰に頷いてるのか自分でも分からんまま悶絶したままの時間。長かったなぁ。次の氷河期が来ないか心配になるくらいやったわ。。
そのうち眠気に負けて意識を失い、コケコッコーで目覚めた時には何とか回復。でもまだ今日もシクシク泣いてはるわ、お腹。


今度空腹になったら、同じ時に背中に入れてたウィダーを食ってみよう。アルミパッケージやしこいつは大丈夫。絶対。きっと。たぶん。