見てない見えてない

昨晩、少し身体を動かすつもりでジョギングに出掛けたのやわ。Tシャツ短パンに着替え何時ものLEDベストを着て出発、テッテケテと軽快に走り出して間もなくのことやった。
生協から出てきた車と極短距離での遭遇、その隙間は僅か10cmたらず。


左側から出てこようとしていたのは認識してたけど、「まさかそのまま止まらないことは無いやろ」と、わしも意識せんかったんが悪かったんか。
そのまま車は歩道を横切って車道目掛けてまっしぐら。歩道をテッテケテなわしにもまっしぐら。おわぁ!、あっぶねぇー!!


わしが急停止したんで難を逃れたんやけど、ドライバーのオッサンは直ぐ運転席ドアの右隣に立つわしに全く気付かず、そのまま走り出そうとする始末。さすがにムカッきて、ちょこいと・・じゃなく、だいぶと怒鳴ったのやけど、「ナンナンダ?」って顔には更に腹が立ったわぁ。勝負の相手はゴミ収集車と決めてるんやからな、セダンなど論外じゃ。




夜やったんでドライバーの顔が見えへんかったから、こちらを向いていたかどうかは不明なのやけど、おそらく車のライトだけを目で探していたのやろう。いくら反射素材のついたベストを着用し、LEDの点滅で派手に決めていても、相手の意識外に放り出されてしまっていては対処のしようがあらへんわ。


  『 歩道を横切る際には歩行者に注意 』
どうしようもなく当たり前のことやけど、考え事をしている時・急いでいる時には忘れがちかもしれん。他山の石とする。


もう一つ。
網膜にはスポット的に認識できない=見ているようで見えていない部分があると聞いたことがある。田んぼの真ん中など、見通しの良い交差点であっても起こる出会い頭(?)の衝突事故。決してドライバーが油断をしていなくても、本人に見えてなけりゃぁドカンやわ。
安全確認をする際には、目だけでなく首を振って周囲の様子をスキャンすること。舐めるように見渡すこと。途中でおねーちゃんを発見してもスキャンし続けること、ズームインしないこと。後の方は鉄の意志が必要やけど、最善をつくして履行するで。
交通事故、轢かれる方はもちろんのこと、轢く方も不幸やしな。


夜中のジョグ、5kmくらい。