初十三

ここんとこ日・月が休日のわが社。月曜が休みというのはなかなかエエもんで、週初めで憂鬱な顔をしたお父さん達を横目にペダルを踏みつつニヤニヤしたり、太陽を仰ぎながらびぃる缶を傾けグビグビしたり出切るわけである。
さりとて、ただグビィとするのも世間様に申し訳なく、一応、朝からビシッとれんしぅ行っといた。


嫁はんを駅までお送りし、洗濯物を干してからスタート。行き先は・・・未知の世界”十三峠”!
先日の闇練コース(信貴フラワーロード)をそのまま登り、途中で右折していざ頂上へ。



早速大阪側へ下るんやけど、濡れた路面に急勾配・コーナー出口の鉄網と、のんびりライドの必需品がずらり。この坂を登ってくるのかと思うと早くも気持ちが萎える。
しかし、、、コンビニを探して補給した後、上り口に引き返すもそれが見付からない。わし、どっから下ってきたんやったっけ? ひょっとして、峠、逃げた? わしに恐れをなしたか!? うぉぉ卑怯者!いや、卑怯峠! 敵前逃亡は銃殺刑やぞ!!




そんな期待もむなしく、少し探したらあっさり見付かった入口の交差点。そのまま逃亡していて欲しかったのに、気の効かへん奴(峠)やな。


初めての十三峠クライミングは39×21T固定。一度も、一瞬たりともシフトアップする余裕は無く、筋トレしに来たのかバランス感を鍛えに来たのか分からない状態で14km/hを下回らないようにするのが精一杯。ハイキングのオバチャンたちからいただいた『若いわね〜』に笑顔を返す余裕も無し。
頂上に着いてから初めて「勾配はきついけど一定やから登りやすいな」、とか、「チョモに比べたらなだらかやん」なんて台詞が出てきたけど、太腿の震えを隠しつつの捨て台詞やったことは内緒なのや。
47.8kmのアベ23.5km/h。



でも帰りにチョモ練もした。


もちろんぐびぐびニヤニヤもした。